カメラの有る日常

アクセスカウンタ

zoom RSS 岡田発言とマスコミ

<<   作成日時 : 2009/10/25 22:58   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 10月23日の拙稿、「無礼にも程がある」に関連して、この問題について、大きく取り上げたのは産経新聞しかない。産経新聞は24日に、社説で「【主張】天皇のお言葉 外相発言は適切ではない」を載せた。
 岡田克也外相が閣議後の閣僚懇談会で、国会開会式での天皇陛下のお言葉について「陛下の思いが少しは入ったお言葉をいただけるような工夫を考えてほしい」と述べ、宮内庁にお言葉の見直しの検討を求めた。閣僚として不適切な発言ではないか。

 岡田外相は「大きな災害があった直後を除き、(毎回)同じあいさつをいただいている。国会に来ていただいているのだから、よく考えてもらいたい」とも述べた。これまでのお言葉に問題があったかのような意味も込められ、少し礼を欠いている。

 国会開会式におけるお言葉は、定型的な場合が多い。先月18日に行われた特別国会の開会式で、陛下は「国会が国権の最高機関として、その使命を十分に果たし、国民の信託に応えることを切に希望します」と述べられた。毎回、形式や内容に大きな違いがなくても、そのときどきの国会に対する天皇のご期待が込められていると受け止めるべきである。

 今回の26日に行われる臨時国会開会式でのお言葉も宮内庁の点検を経て、閣議決定された。このうえ、どう工夫してほしいというのか。岡田外相は「政治的な意味合いが入ってはいけないという難しいことはある」と言っているが、ときの情勢などに応じて違った工夫を加えられたお言葉が政治性を帯びないという保証はない。

 天皇陛下は平成元年1月9日の「即位後朝見の儀」で憲法の順守を誓われた。憲法は天皇の地位について「日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」と定めている。国会召集などの国事行為は内閣の助言と承認により行われる。天皇の政治利用を防ぐ趣旨もある。

 民主党の西岡武夫参院議院運営委員長は「天皇陛下の政治的中立性を考えれば、お言葉のスタイルを軽々に言うべきでない」と岡田氏を批判した。当然だ。

 宮内庁は75歳になられた天皇のご負担軽減のため、今年から、8月15日の全国戦没者追悼式や国会開会式などを除き、全国植樹祭などの各種式典でのお言葉を原則としてなくし、ご臨席いただくのみにしている。

 天皇はお言葉を発表される前、ご自身で関連事項を調べられることもあり、そうしたお言葉を作成する過程でのご負担も考慮しての軽減策である。

 お言葉で、天皇のご心労を増やすような事態は避けたい。

 さらに、今日のコラム『産経抄』でも取り上げた。
 勝手なことを暢気(のんき)に言い募ることを「太平楽を並べる」というが、語源は雅楽の太平楽からきている。はるか昔に大陸から伝来し、平安時代に様式が整えられたという。明治以降は天皇陛下御即位に際して必ず舞われるようになったおめでたい舞楽である。

 ▼風雅の道にも疎い小欄ではあるが、その太平楽を今上陛下御即位20年を記念して開かれた演奏会で運良く鑑賞できた。平成2年11月、即位礼後の饗宴(きょうえん)でも演奏されたが、序、破、急を通しての演奏はまれだそうで、まさしく百聞は一見にしかずだった。

 ▼平和なのんびりした舞をイメージしていたが、そうではなかった。金色(こんじき)の兜(かぶと)をかぶり、鮮やかなオレンジの装束に身を包んだ4人の舞人が、笙(しょう)、篳篥(ひちりき)の音色にあわせて鉾(ほこ)を振りかざし、太刀を抜いて演じる勇壮な「武の舞」である。

 ▼舞人が身につける甲冑(かっちゅう)は重さ15キロもあるという。天下太平を祈っていにしえの都人も同じ舞を見ていたかと思うとそれだけで芳醇(ほうじゅん)な気分にひたれる。伝統を守り続けた先人と宮内庁式部職楽部のみなさんの努力に脱帽するしかない。

 ▼国会開会式での天皇陛下のお言葉について、同じ表現を繰り返す「伝統」を守るべきでないとの岡田克也外相の発言が批判を浴びている。陛下の思いが国民の代表である国会議員にもう少し伝えられていい気もしないではないが、「政権交代おめでとう」と言ってもらいたいのであれば論外だ。

 ▼お言葉が注目され過ぎて、陛下のご心労を増やすようなことがあってもならない。天皇を政治的に利用しようという気持ちは岡田氏にないと信じたいが、彼は普天間基地移設問題という日米関係を揺るがしかねない問題を抱えている。所管外の問題で、太平楽を並べる時期ではない。

 とりあえず、五大紙の社説には目を通したが、産経以外で岡田氏の発言に触れたものは無かった。違う意味で朝日新聞の社説には期待していたのだが、まだ書かれていない。
 そもそも、岡田氏は陛下にどのようなお言葉を述べて頂きたいのか。「政権交代おめでとう」と言ってもらいたいのならば政治家、いや、日本人をやめたほうが良い。
 先にも述べたとおり、この問題について、大きく取り上げたのは産経新聞のみである。天皇を政治利用しようとしたと言う点で、もっと大きく取り上げられてもおかしくないものである。やはり、現在のマスコミのほとんどは民主寄りなのだろう。異常とも言える安倍バッシングや麻生バッシングを見ればよく分かる。

よろしければクリックお願いします
人気ブログランキングへ

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
岡田発言とマスコミ カメラの有る日常/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる