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zoom RSS 平成を知らない子供たち

<<   作成日時 : 2009/10/07 22:39   >>

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 『神社新報』10月5日に、「〈杜に想ふ〉ヘイセイってなに? 八代司 」という記事がある。
 頼まれれば否とはなかなか言へない性格で、県や市の各種委員をいくつか拝命してをり、市の「広報モニター」もその一つである。市長名の委嘱状を頂戴し、年に三回程度の会合に出席し、市役所が毎月発行する「広報」の内容について意見や要望を、一市民としての立場から担当の市役所職員と膝を交へて意見交換をする。
 先頃、その会議の席上、広報の表紙に記載される発行年月が、西暦が主で、元号は括弧内で記載されてゐたことから、市の公報である「広報」は元号を主とするべきと申し上げた。すると、担当者は、「実は数カ月前まで元号は括弧内の記載さへも無かった。合併前の旧町の例に倣って、担当課の判断でそっと入れた」とのことであった。さらに「モニター各氏の意見であれば、元号を主とすることは何ら問題は無い」と明快な答へもいただいた。市からの公文書は元号表記であり、幸ひなことに他のモニターからも異論は無く、早速、次号より「元号(西暦)」の表記となった。

 ちなみに、県内の他市町の広報も参考として並べてあったが、広報の表紙に「西暦のみ表記」は十市町、「西暦を先行して元号も表記」は四市町、「元号を主として西暦も表記」は僅か五市町であった。また、産経新聞を除く一般紙の印刷日の表記は西暦を先行し、元号は括弧内に申し訳なささうに書いてある。
 さういへば、ちゃうど十年前の今頃は、西暦二千年「ミレニアム」として、お祭り騒ぎのやうな感もあった。「来るべき二十一世紀に向けて……云々」と社頭で挨拶する神職までゐた始末であった。
 先日、小学生たちに生年月日を尋ねたところ、それぞれが「二千○年!!」と嬉々として答へてくれた。「それでは、平成何年生まれ?」とあらためて尋ねたところ、「ヘイセイってなに?」と逆に質問をされて驚いた。

 今年は聖上の御即位二十年の慶節として、各地で奉祝行事が開催されてゐる(その盛大におこなってゐる行事の報道は本紙以外ではお目に掛かることができない)。おほよそ、その内容は主催団体が手配した大型バスにより送迎され、折り詰め弁当付きで動員された関係者のみが一堂に会する。登壇者は黒の略礼服、参会者はスーツにネクタイを著し、地元選出国会議員の長い挨拶、そして高名な講師による講演を拝聴する、といった感じであらう。果たしてこのやうなことだけで、記念大会は十分に意義のあるものになるのであらうか。参会者が帰宅した際、家族みんなで読めるやうな印刷物を作成し配布された団体があれば後学のために、ぜひ、御紹介戴きたい。

 「十年一昔」との慣用句があるが、平成の御代となり二十一年。また今年は「元号法」が定められた昭和五十四年から、ちゃうど三十年でもある。
(まちづくりアドバイザー)

 私は平成元年生まれ(驚かれることもある)であるが、平成を知らない小学生がいるとは驚いた。平成を知らないのだから、昭和や大正などは当然知らないだろう。ましてや元号は天皇の即位のときに変わる、ということを知っている者がいるはずがない。
 元号について、小林よしのり氏の『天皇論』にも書かれているが、今や昭和や大正といった元号は文化の指標といっても良い。実際、私も平成生まれだが、「平成生まれ?昭和の人じゃないの?」とよく言われる(複雑な気持ちだが)。
 元号とは支那に起源を持ち、独自の元号を持つことが独立の証であった。支那における元号は辛亥革命によって消滅し、朝鮮、ヴェトナムでも1945年に廃止されたため、現在、世界中で元号を使っているのは我が国だけである(出典『天皇論』小林よしのり著 小学館)。元号は貴重な文化であると言ってよい。
 すでに平成の御代も21年。今年は天皇陛下の御即位20年である。神武天皇以来2669年の悠久の歴史を持つ我が国の文化に思いを致す良い機会であろう。

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