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<<   作成日時 : 2009/11/27 22:29   >>

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 『産経新聞』11月25日に、「代理出産の母娘、顔を公表して会見 「続く人の励みに」」という記事がある。
病気で子宮を失った娘(27)に代わり、今年5月、代理出産で男児を出産した母親(53)が、娘とともに25日、顔を公表して東京都内で会見した。娘は「代理出産に挑戦して同じような境遇にある人がたくさんいることを知った。顔を公表することで、後に続く人の励みになれば」と心境を語った。

 娘は1歳4カ月の時、子宮に大きな腫瘍(しゅよう)が見つかり、子宮を摘出した。22歳の時に初めて知ったが、「受け入れてくれる男性はきっと見つかる」と思ったという。24歳で結婚。母親が代理出産を申し出た。

 20年春、長野県下諏訪町の「諏訪マタニティークリニック」(根津八紘=やひろ=院長)を受診。昨年9月、母親は娘夫婦の受精卵の移植を受けた。2度の切迫流産の危機を乗り越え、5月に男児を出産。母親は「娘を母にしてやることができた。夢がかなってほっとした」と語った。

 根津院長は平成13年に代理出産実施を公表して以降、20例を試み、11例で13人が誕生している。会見に同席した根津院長は、患者の声を反映した法整備を国に求めるための団体を、来春をめどに設立する意向を明らかにした。

 さらに、同日の『朝日新聞』に、「代理出産の母娘が会見「温かく見守って」」という記事がある。
 腫瘍(しゅよう)のために1歳で子宮を摘出した娘(27)と、娘夫妻の子を代理出産した実母(53)が25日、東京都内で記者会見を開き、「代理出産という選択肢しかない私たちのような人を温かく見守って」と訴えた。

 日本学術会議は昨年、代理出産を原則禁止とする報告書をまとめたが、法整備に向けた議論は進んでいない。母娘は会見をした理由を、「代理出産の議論を忘れないでほしいから」と話した。

 諏訪マタニティークリニック(長野県)の根津八紘(やひろ)院長によると、母娘が代理出産に向けて治療を受け始めたのは昨年6月。閉経していた母は子宮が萎縮(いしゅく)し、胎盤ができる子宮内膜も薄くなっていた。生理を再開させ、子宮内膜を復活させるため、女性ホルモンのはり薬を使った。

 娘の卵子と娘の夫の精子で受精卵を作り、母親の子宮に移植。母は妊娠中に2回、切迫流産を起こしかけて計5週間入院したが、今年5月、帝王切開で無事、男の子が生まれた。出産までにかかった費用は約200万円だという。

 国内で代理出産を手がけるのは、この母娘がかかった同院だけ。同院では20件の代理出産を手がけ、11件で13人の子が生まれ、そのうち実母による代理出産では7件で7人が生まれたという。

 日本産科婦人科学会は25日、母娘らの代理出産について、「現時点では代理懐胎の実施は認められないとしており、きわめて遺憾」とする声明を発表した。

 そもそも、発表する必要はあったのだろうか、と私は思う。発表せずに娘の子供として出生届を出してしまうことも出来る。しかしながら、代理出産についての議論が再開すればよいことであるとも思う。
 代理出産についての私の考えは9月19日の拙稿、「代理出産 生殖ビジネスと命の尊厳」で述べているので、そちらを参照していただきたい。
 その拙稿において述べたが、私は代理出産には反対である。「代理出産という選択肢しかない」と述べているが、代理出産以外にも選択肢はある。
 代理母は流産しかけたようであるが、代理母に万が一のことがあったら娘はどうするのだろうか。母が申し出たとはいえ、罪悪感を覚えるに違いない。私は男だが、他人を産む道具として利用したくはない。これも与えられた運命としてあきらめるだろう。
 これが単なる会見で終わってしまうのか、それとも代理出産についての議論が再燃するのか、注目したい。

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